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コロナで変わる世界

障害者の働き方多様に 広がるリモート、人との「つながり」変え

ビデオ会議を通じて画面上の鈴木順子さんと仕事のやりとりをするDMM社員=金沢市で(提供写真)
ビデオ会議を通じて画面上の鈴木順子さんと仕事のやりとりをするDMM社員=金沢市で(提供写真)

 新型コロナウイルスの影響で社会のオンライン化が進む中、従来は外出などが困難だった障害者も新たな働き方を模索し始め、コミュニケーションの仕方も変わりつつある。その現状と課題とは?【遠藤大志】

対人恐怖、画面通してストレス減

 「女性コミック販促のためのバナーを2枚、パソコン用とスマホ用にそれぞれ1枚ずつ作ってください」「分かりました」

 ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」上の男性社員の問いかけに対し、画面を共有する女性がうなずく。この女性は神奈川県横須賀市の鈴木順子さん(31歳、仮名)。以前、適応障害と診断されたが、障害者採用枠で同市から約300キロ離れた金沢市にあるインターネット関連会社「DMM.com」のビジネスクリエーション(BC)部で在宅のまま働き始めた。

 同社のホームページ(HP)のウェブデザインなどを担当するBC部は、DMMが障害者法定雇用率(2・3%)を維持するために設立した部署で、身体・精神の障害者37人(1月現在)が働く。コロナ禍以降、同社は全社的なテレワークを導入。これを受け、BC部もこれまで石川の近県にとどまっていた障害者の採用を全国に拡大した。

 鈴木さんはこの「全国枠」で採用された一人だ。週5日のフルタイムで自宅にいながらHPのバナー広告作成などの業務を担当する。入社のための課題提出や面接も全てオンラインで進んだ。「実は…

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