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北海道新幹線開業5年

北海道新幹線開業5年を機に、30年度末までに予定される札幌延伸に向けた展望と課題を探ります。

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北海道新幹線開業5年

2030への道/上 新函館北斗駅周辺、商業用地32.1%未活用 「これからが正念場」 /北海道

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利用客を歓迎するJR北海道の関係者ら=新函館北斗駅で2021年3月26日、真貝恒平撮影
利用客を歓迎するJR北海道の関係者ら=新函館北斗駅で2021年3月26日、真貝恒平撮影

玄関口・木古内は入り込み60万人維持

 「おかげさまで開業5周年 ようこそ みなみ北海道へ」。北海道新幹線(新青森―新函館北斗)が開業から5年を迎えた26日、始発・終着駅となっている新函館北斗駅(北斗市)で、JR北海道の関係者らが横断幕を手に利用客を出迎えた。

 家族で盛岡市に向かうという札幌市の岩崎代知さん(4)は「新幹線は初めて。乗るのが楽しみ」と笑顔。沿線自治体のご当地キャラクターも利用客に手を振り、祝福ムードに包まれた。

 だが、行き交う人の姿は少ない。駅に隣接する飲食店などが並ぶフロアには空きスペースが目立ち、がらんとしている。土産店の女性スタッフは「『あのお店はどこですか?』と観光客に聞かれるが、もうない。お店が減ってしまった」としかめ顔だ。2016年3月の開業当時は「人であふれかえっていた」というが、見る影もない。

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