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第103回全国高校野球選手権

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第93回選抜高校野球 常総ナインが闘志 8強へ「食らいつく」 きょう中京大中京戦 /茨城

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2回戦(中京大中京戦)に向けて練習に励む選手たち=常総学院野球部提供 拡大
2回戦(中京大中京戦)に向けて練習に励む選手たち=常総学院野球部提供

 <センバツ高校野球>

 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)で初戦を突破した常総学院は27日、第3試合で2回戦に臨む。相手は、春、夏を通じて全国最多の優勝11回を誇る中京大中京(愛知)。選手たちは、気を引き締め8強入りを目指す。【長屋美乃里、酒井志帆】

 常総学院は24日の初戦で、タイブレークの延長十三回に9―5で粘り勝ちした。ただ、捕手で主将の田辺広大(3年)は喜びもつかの間、「初めての甲子園で緊張はあった」としつつ、試合後は反省点を繰り返し述べた。

 八回、1点差に詰め寄られなお2死二塁。右前打を放たれ、右翼手から返ってきた送球を捕り損ね同点とされた場面だ。「甲子園は一つのミスで流れを持って行かれる」

 それでも気落ちしないところが常総学院の強みだ。先発した秋本璃空(3年)も意識を切り替えた。「焦りではなく、試合を楽しもうという雰囲気。守備でエラーしたけど打撃で貢献しようと」。秋本は3安打2打点。チームは一丸となって初戦を突破した。

 そして中京大中京との2回戦。秋本は「相手(の畔柳亨丞)投手は自分と大川(慈英)よりは上だとは思うが、最少失点に抑えて攻撃のリズムを作れば勝てるはず」と一歩も引かない。試合翌日にショートバウンドの捕球練習を繰り返した田辺も「全力でぶつかる」と意気込んだ。

 島田直也監督は「先制点を取りたい」と話す。畔柳投手の実力を認めつつも「うちも投手の秋本と大川の頑張りで、必死に食らいつく」。4~5点ゲームになるとみる。

 一方、中京大中京の高橋源一郎監督は、常総学院の両投手に加えて打力も評価した上で「畔柳だけでなく、控え投手もレベルアップしている。どういう継投でいくか戦略を立てたい」と話した。


 ◆中京大中京

優勝11回、全国最多

 1923年の開校と同時に野球部創部。甲子園では春夏通算134勝を挙げ、全国最多の優勝11回(春4回、夏7回)を誇る。OBに野球日本代表の稲葉篤紀監督、プロ野球広島の堂林翔太ら。公式戦28戦を無敗で終えた前チームに続き、新チームも20年秋の県大会、東海大会を制覇。注目の右腕、畔柳亨丞(3年)は最速151キロの直球と自在な変化球が持ち味。東海大会3試合で8打点の辻一汰ら強打者もそろう。

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