21年度予算成立 過去最大、106兆円に

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 2021年度予算は26日の参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主、れいわ新選組、社民の各党は反対した。一般会計総額は106兆6097億円と9年連続で過去最大。当初予算として3年連続で100兆円を超えた。

 菅義偉首相は予算成立後、首相官邸で記者団に「医療や年金、子育て、新型コロナウイルス対策など国民の皆さんにとって極めて重要な予算だ。新型コロナのリバウンド(感染再拡大)を防ぐためしっかりこの予算で対応したい」と早期執行に意欲を示した。「グリーン、デジタル、地方活性化、経済の再生、地方の活力にもしっかりあてていきたい」とも語った。

 新年度予算は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う企業業績の低迷によって税収は20年度当初比9・5%減の57兆4480億円を見込む。歳入不足を補うため新規国債発行額は33・9%増の43兆5970億円と当初段階で11年ぶりに増加。歳入全体に占める国債の割合を示す国債依存度は40・9%と、14年度以来7年ぶりに40%を超え、財政の硬直化が進む。

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