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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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ミャンマー国軍、市民に容赦なく銃口 デモ弾圧、動画で明らかに

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反独裁の象徴である3本指を掲げてクーデターに抗議する人々=ミャンマーの最大都市ヤンゴンで2021年3月27日、AP
反独裁の象徴である3本指を掲げてクーデターに抗議する人々=ミャンマーの最大都市ヤンゴンで2021年3月27日、AP

 動かなくなった少年を抱えて泣き叫ぶ男性、路上に座らせた市民を繰り返し殴打する治安部隊――。国軍記念日の27日、ミャンマー各地で多くのデモ参加者らが国軍の弾圧によって死亡した。ミンアウンフライン最高司令官は演説で「軍は国家を強くするために尽力している」と強弁したが、インターネット上に投稿された動画が映し出したのは、容赦なく市民に銃口を向ける軍政の姿だった。

 インターネットメディアなどでは、各都市で銃声が響き渡り、「市街戦」が起きている様子が次々と投稿された。第2の都市マンダレーでは、治安部隊が住宅街で発砲。白い煙を上げた現場から逃げ惑ったり、路上に倒れたりする人々の写真が投稿された。北部サガイン地区を映した映像では、治安部隊が銃撃したとみられる人の両手両足を引きずっていた。

 インターネットメディア「イラワジ」によると、最大都市ヤンゴンなどで少なくとも5~15歳の子供4人が死亡したという。ヤンゴンでは1歳の子どもも、治安部隊のゴム弾に撃たれた。映像によると、子どもは右目を負傷し、そばにいる両親とみられる男女が肩を落としていた。

 27日の軍事パレードは早朝に行われた。国営テレビによると、7799人の兵士と警察官が参加し、戦車やミサイルなどが披露された。根本敬・上智大教授(ビルマ近現代史)によると、…

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