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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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大事な場面でほころんだ堅守 常総学院の宿題 選抜高校野球

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二回表中京大中京無死、加藤のゴロが三遊間の連携ミスで二塁打に=阪神甲子園球場で2021年3月27日、藤井達也撮影 拡大
二回表中京大中京無死、加藤のゴロが三遊間の連携ミスで二塁打に=阪神甲子園球場で2021年3月27日、藤井達也撮影

 第93回選抜高校野球大会は第8日の27日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦を行い、常総学院(茨城)は5―15で中京大中京(愛知)に敗れた。

 かみ合わない歯車は、最後まで元に戻ることはなかった。序盤の大量失点で流れを失い、15失点を喫した常総学院。持ち味の守備のほころびが、回を追うごとに広がった。

 二回、中京大中京の先頭打者・加藤の打球が力なく三遊間に転がった。これを三塁手と遊撃手が「お見合い」し、左前に抜ける二塁打に。続く櫛田の適時打であっさり1点を先取された。遊撃の三輪は「互いに声掛けができなかった。自分が取る気で行かなくてはいけなかった」と悔やんだ。昨秋の関東大会では4試合で2失策と、主将の田辺が「自主練習では打つよりノックを受けている選手の方が多い」と胸を張るほどこだわってきた堅守が、大事な場面でほころんだ。

 対する中京大中京は、島田監督にとっても思い入れのある相手だった。常総学院の投手だった1987年の夏の甲子園で対戦し、完投勝ちした。島田監督は「試合前に『俺は勝っているぞ』と選手たちを鼓舞したつもりだったが、逆に力が入ってしまったかな」と振り返る。

 昨年11月に亡くなった名将・木内幸男元監督が率いて、春夏で全国制覇を果たした名門だが、甲子園通算66試合目で最多失点となってしまった。「木内さんから『まだまだだな』と言われると思う」と島田監督。大きな宿題を課された敗戦となった。【伝田賢史】

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。

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