東日本大震災

相双地方の10年を撮影 復興の足取り、鮮明に 日報連・大槻さん写真展 南相馬 /福島

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東日本大震災の写真を来場者に説明する大槻明生さん(右)=福島県南相馬市原町区の「道の駅南相馬」で2021年3月20日、高橋秀郎撮影
東日本大震災の写真を来場者に説明する大槻明生さん(右)=福島県南相馬市原町区の「道の駅南相馬」で2021年3月20日、高橋秀郎撮影

 東日本大震災と福島第1原発事故から10年を迎え、南相馬市のアマチュアカメラマンで日本報道写真連盟南相馬支部顧問の大槻明生さん(87)が、市内の「道の駅南相馬」で「3・11報道写真展」を開いている。相馬双葉地方の震災直後の被害から復興の足取りを鮮明に伝えている。31日まで、入場無料。

 津波と地震で南相馬市は県内最多の636人が命を落とし、相馬市は458人が犠牲になった。原発事故の影響で行方不明者の捜索が遅れたり、長引く避難生活で多数の関連死が発生したりした。

 会場には、写真約60枚を展示。南相馬市原町区萱浜地区の介護老人保健施設「ヨッシーランド」は入所者ら37人が犠牲になった。大槻さんは一夜明けた12日早朝に訪れ、建物を埋め尽くしたがれきや材木、車などを撮影した。避難所での精力的な炊き出しや青空を力強く泳ぐこいのぼりにもカメラを向けた。相馬市尾浜地区の復旧作業現場を歩く親子連れ、浪江町の請戸小学校に残る黒板、飯舘村の除染の風景、被災地点の復興状況を見…

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