トキの野生復帰で成果 いしかわ動物園 新たな生命の誕生に期待

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首を盛んに背中にこすりつけるトキのペア。黒色の色素を広げ、外見を一変させる繁殖期の行動だ=石川県能美市のいしかわ動物園で2021年3月19日午後1時47分、深尾昭寛撮影
首を盛んに背中にこすりつけるトキのペア。黒色の色素を広げ、外見を一変させる繁殖期の行動だ=石川県能美市のいしかわ動物園で2021年3月19日午後1時47分、深尾昭寛撮影

 2010年1月から国の特別天然記念物トキの飼育・繁殖に取り組むいしかわ動物園(石川県能美市)では、当初の人工繁殖から自然繁殖へと軸足を移し、トキを野生に帰す取り組みで成果を上げている。繁殖期(2月~6月)を迎え、自らの外見を一変させる特有の行動が今季も見られ、新たな生命の誕生が期待される。【深尾昭寛】

 トキは全身白色で、翼や尾が「トキ色」と呼ばれる淡い紅色だが、繁殖期を迎えると、首の周りから出る黒い色素を背中にこすりつける行動を見せる。外敵に見つかりにくくするためとされ、いしかわ動物園の展示施設「トキ里山館」でも熱心に首を曲げ、体を黒くしようとする様子が目撃できる。

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