電磁波で妨害、専門部隊が陸自に発足 対中防衛、強化が狙い

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第301電子戦中隊に配備された最新装備「NEWS」の搭載車両=熊本市・陸上自衛隊健軍駐屯地で2021年3月29日午前10時13分、松浦吉剛撮影
第301電子戦中隊に配備された最新装備「NEWS」の搭載車両=熊本市・陸上自衛隊健軍駐屯地で2021年3月29日午前10時13分、松浦吉剛撮影

 電磁波で相手の作戦行動を妨げる陸上自衛隊の「電子戦」専門部隊が健軍(けんぐん)駐屯地(熊本市)で発足し、29日に隊旗授与式が開かれた。電磁波は宇宙、サイバーと並ぶ新たな軍事領域。中国の海洋進出が活発化するなか、南西地域の防衛力を強化する狙いがある。陸自は九州・沖縄を中心に電子戦部隊をさらに増設する。

 電磁波はテレビや携帯電話など社会インフラに幅広く使われる一方、レーダーやミサイル誘導といった軍事活動でも重要度が高まっている。電子戦の能力向上には、ロシアや中国をはじめ各国が取り組む。陸自が電子戦部隊を新設するのは、冷戦期だった1981年の東千歳駐屯地(北海道千歳市)以来。

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