5人に1人「生理用品買うのに苦労」 自治体、学校で配布広がる

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東京都豊島区が袋にまとめて配布していた、生理用品や保存用ビスケットなどの食料=同区の区役所本庁舎で2021年3月16日午前8時24分、藤沢美由紀撮影
東京都豊島区が袋にまとめて配布していた、生理用品や保存用ビスケットなどの食料=同区の区役所本庁舎で2021年3月16日午前8時24分、藤沢美由紀撮影

 経済的理由などで生理用品を十分に入手できない「生理の貧困」の問題が、注目されている。若者の5人に1人が「生理用品を買うのに苦労した」という調査結果の発表を受け、一部の自治体では役所の窓口や学校で無料配布する取り組みが広がり始めている。【藤沢美由紀・統合デジタル取材センター】

 調査を実施したのは、生理に関する啓発などに取り組む任意団体「#みんなの生理」。過去1年に生理を経験した高校生以上の学生を対象に、2月17日からオンラインでアンケート調査を実施。3月2日までの集計結果を公表した。

 集計結果によると、過去1年で、金銭的理由で生理用品の入手に苦労したことがあるかとの質問に、「ある」と答えた人は20・1%に上った。また、過去1年以内に、金銭的な理由からトイレットペーパーなど生理用品でないものを使ったことがあると答えた人が27・1%いた。さらに、生理用品を交換する頻度を減らした経験のある人は37%に達した。

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