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第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会の特集サイトです。阪神甲子園球場での熱戦全31試合をLIVE配信します。

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流れを呼べなかった福岡大大濠のエース・毛利海大 選抜高校野球

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福岡大大濠の2番手投手として登板した毛利=阪神甲子園球場で2021年3月29日、吉田航太撮影 拡大
福岡大大濠の2番手投手として登板した毛利=阪神甲子園球場で2021年3月29日、吉田航太撮影

 第93回選抜高校野球大会は第9日の29日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝が行われ、福岡大大濠は0―8で東海大相模(神奈川)に敗れ、春夏通じて初めての準決勝進出はならなかった。2番手で登板した3年生エース左腕の毛利海大投手が粘りの投球を見せたが、援護がなかった。

 二回、2ランを浴びてマウンドを降りる後輩の背中に、エース左腕の毛利が誓った。「俺が流れを持ってきてやる」。だが、チームに勢いを与えるはずの自慢の直球がことごとくはじき返された。

 この日先発したのは2年生右腕の馬場。エースの疲労を考慮し、マウンドに立ったが失点を重ねた。4点リードされた二回1死から救援に向かった毛利。最初の打者に安打を許し、失策もあって1死二塁。ここで東海大相模の3番・小島を2球で追い込むと、3球目の勝負球に選んだのは高めの直球。1、2回戦では空振りを奪っていた最も自信のあるボールだったが、きれいに中前に運ばれ失点を許した。続く4番・柴田にも直球を捉えられ、左中間を破られた。ベンチにいた主将の川本の目にも「どこに投げたらいいのか、分からない感じ」にさえ見えた。エースが打たれたことで主導権を奪われてしまった。

 試合後、サバサバとした表情で「直球が通用しないと分かった」と振り返った毛利。悔しさを表に見せないのは、今季ドラフト1位でオリックス入りした1学年上の山下舜平大が自らを厳しく追い込む姿が、今も頭に刻み込まれているからだ。そして、「力をつけて(甲子園に)戻ってくる」と言い切った。【吉見裕都】

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。

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