明治期 ハンセン病患者資料か 「氏名、住所・・・」ヤフオクに 市民団体回収、経緯調査へ /長野

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 警察が明治時代にまとめた県内のハンセン病患者に関係するとみられる資料が2月、インターネットの「ヤフーオークション」に出品された。患者とみられる人の情報が一部閲覧できる状態にあり、見つけた研究者が県などに連絡。現在はサイト上から削除され、市民団体「ハンセン病市民学会」(大阪市)が出品元から回収している。人権侵害の恐れがあり、同会や全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)、県内のNPO法人らが再発防止のため経緯を調べる方針だ。【井川加菜美】

 ヤフオクに出品されたのは、表紙に「患者並血統家系調」と書かれたもの。脇に「明治三十二年」「大町警察署」とも記され、赤字で「永年保存」という表記も付されていた。知人から連絡を受けた敬和学園大の藤野豊教授(日本近現代史)が2月17日、出品されているのを確認した。藤野教授によると、表紙の画像の他に、サンプルとして患者とみられる人の氏名や住所、本籍、職業、病気の状況が記された書面の画像が表示されていた。

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