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高山市は今月下旬から、人工知能(AI)を活用した混雑状況観測システムの運用を始めた。庁舎1階の市民課窓口の待ち人数を可視化し、市民がウェブサイト上で混雑を確認し、来庁時間を調整できるようになった。【大竹禎之】
市では2020年10月、名古屋大大学院情報学研究科とNECソリューションイノベータ(東京)と「まちづくり連携協定」を締結。名大の安田・遠藤・浦田研究室が構築したシステムを使って、混雑情報を安価に知らせるシステムを作った。
小型カメラと小型パソコン、通信機器を窓口の混雑状況が見渡せる2階に設置し、撮影した5分ごとの混雑データを使って、混雑の最大値の情報を研究室へ送信する。研究室では「空いています(0~5人)」▽「少し混んでいます(10人まで)」▽「混んでいます(11人以上)」の3段階でシステム上に表示する。
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