キャットボウルに「用の美」体現 出雲・出西窯 愛猫家の中鉢さん考案 高さにこだわり健康配慮 /島根

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ネコの健康を考えた食器「キャットボウル」を制作した中鉢耕助さんと窯のアイドル、空(くう)=島根県出雲市斐川町出西の出西窯で、小坂春乃撮影
ネコの健康を考えた食器「キャットボウル」を制作した中鉢耕助さんと窯のアイドル、空(くう)=島根県出雲市斐川町出西の出西窯で、小坂春乃撮影

 実用性や素朴な美を重視する「民芸運動」を提唱した柳宗悦らの教えを受け、70年以上作陶を続ける出西(しゅっさい)窯(出雲市斐川町出西)で、愛猫家の陶工こだわりの猫用食器「キャットボウル」が人気を集めている。猫の健康に配慮し、一般的な器よりも高さがあるのが特徴。ペット向けとはいえ試行錯誤を重ねてたどり着いたフォルムは「用の美」を体現する。【小坂春乃】

 考案したのは同窯役員で陶工の中鉢耕助さん(41)。広く流通している低い器では猫の食道が曲がってしまい、エサの吐き戻しが増えると知ったのがきっかけだ。以前飼っていた猫が老化のため食が細くなっていく姿も思い出し「猫にとって使いやすい器を」と2018年秋から取りかかった。

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