ドローンで抗ウイルス剤散布 ホールなど、効率的にコーティング

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ドローンを使って溶剤を噴射するリハーサルの様子=神戸市中央区のポートピアホールで(ミラテクドローン提供) 拡大
ドローンを使って溶剤を噴射するリハーサルの様子=神戸市中央区のポートピアホールで(ミラテクドローン提供)

 「ミラテクドローン」(東京都)など3社は、ホールなどのイベント会場でドローンを飛ばして効率的に抗ウイルスコーティングを行うサービスを4月から始めると発表した。アルコールと新型コロナウイルスを不活性化させる溶剤を散布し、短時間の作業で長期間の効果が継続するという。「人が集まる施設内での接触感染予防に貢献したい」としている。

 同社はドローンの運航やパイロット育成を行い、神戸市にも養成所がある。ドローンの専用機体を提供する「東光鉄工」(秋田県大館市)、抗ウイルス・抗菌商品を製造販売する「サンクレスト」(東大阪市)と共同で、2020年11月から実証実験を続けてきた。

 ドローンのノズルから噴霧する溶剤は、アルコールと「一価銅化合物ナノ粒子」を含む「Cu+ブロック」。サンクレストでは同年12月から、マスクなど身の回りの物にスプレーして使う容器入りを一般向けに市販している。奈良県立医科大などの協力で、短時間の噴射でウイルスへの不活性化効果が持続することが確認されたという。

 ドローンを使う新サービスの料金は、1000平方メートルまでは税込み30万円。100平方メートルを超えるごとに同1万5千円追加となる。2000平方メートル程度のホールなら15~20分で完了する。。問い合わせはミラテクドローン(03・5496・5851)。【木田智佳子】

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