新型コロナ 「3密」回避、音声や動画絵本楽しんで 電子図書館の利用好調 巣ごもり需要で底辺拡大 /北海道

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北海道網走市立図書館の電子図書館は、運用開始から3カ月で既に900人以上が登録している=同市で2021年3月16日、本多竹志撮影
北海道網走市立図書館の電子図書館は、運用開始から3カ月で既に900人以上が登録している=同市で2021年3月16日、本多竹志撮影

 パソコンやスマートフォンなどで読める電子書籍を貸し出す道内自治体の「電子図書館」の利用が好調だ。昨年12月に運用を始めた網走市では、3カ月で市立図書館の貸出数の約1割を電子図書が占めるまで定着し、昨年度より貸出数が倍増した自治体もある。新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要が、図書館利用の底辺拡大に役立っている。【本多竹志、今井美津子】

 「24時間、365日、どこでも自由に読書を」――。網走市立図書館はこんなうたい文句で、電子図書館の利用をPRしている。「お母さんには子どもへの読み聞かせ用の絵本、高齢者には往年の名作がそろった『青空文庫』が人気のようです」と担当者は話す。

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