連載

クローズアップ

ニュースの背景を解説、検証、深掘りリポート。

連載一覧

クローズアップ

22年度から使用、高校教科書 国語「現代社会のよう」 論理的思考養成に重点

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「現代の国語」の教科書に掲載された法令文とその活用法の主な例
「現代の国語」の教科書に掲載された法令文とその活用法の主な例

 2022年度から高校で新学習指導要領が実施される。国語と地理歴史・公民は科目編成が大きく変わり、実社会とのつながりを意識した学習を重視する構成が目立つ。授業はどう変わるのか。検定に合格した教科書から狙いや課題を探った。【大久保昂、千脇康平、田中理知】

 「まるで『現代社会』のような内容ですね」

 今回合格した桐原書店の「現代の国語」の教科書に対し社内ではこんな声が漏れたという。これまでの国語の教科書とはまるで様子が違っていたからだ。ページを開くと、法律などに目を通して出入国手続きを考える▽二つの求人票を読んでどちらの企業に就職したいか議論する――といった実用的な内容が目につく。

 現行の指導要領で、国語の唯一の必修科目である「国語総合」(4単位)は「現代の国語」(2単位)と「言語文化」(2単位)という二つの必修科目に分けられる。

この記事は有料記事です。

残り2740文字(全文3107文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集