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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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人命救助は警視庁SRTに任せろ 震災機に発足、精鋭部隊の技の源

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ヘリによる救助訓練を指導する警視庁特殊救助隊の清水邦彦隊長(奥)=東京都立川市で2021年2月25日午前9時43分、喜屋武真之介撮影
ヘリによる救助訓練を指導する警視庁特殊救助隊の清水邦彦隊長(奥)=東京都立川市で2021年2月25日午前9時43分、喜屋武真之介撮影

 警視庁特殊救助隊は、通称「SRT」(Special Rescue Team)と呼ばれる災害救助のスペシャリストだ。同庁管轄の東京都内だけでなく、2014年の広島土砂災害や御嶽山噴火、15年の関東・東北豪雨やネパール地震など国内外の災害現場に派遣され、人命を救ってきた。首都直下地震への備えも重要になる中、卓越した救助技術をどのように身につけているのかを取材した。【斎藤文太郎】

 「ロープ、確認して」。2月下旬、立川市にある警視庁の訓練施設。ヘリコプターからの救助を想定し、鉄骨で組まれた高さ7メートルほどの足場から垂らされたロープに体を固定させた隊員が、要救助者に扮(ふん)した別の隊員を抱きかかえ、引っ張り上げられた。ロープを引き上げる様子を見つめる清水邦彦隊長(52)から「ゆっくり、ゆっくり」と声が飛んだ。

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