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旧国立競技場の聖火台製作者 家族への思いを胸に聖火ランナー

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新しくなった国立競技場の東側入り口正面に置かれている旧国立競技場の聖火台=2020年7月21日、梅村直承撮影
新しくなった国立競技場の東側入り口正面に置かれている旧国立競技場の聖火台=2020年7月21日、梅村直承撮影

 東京2020大会の聖火リレーが3月25日に福島県でスタートした。聖火は121日間で47都道府県を巡り、聖火台への点火は開会式の見せ場になる。1964年の前回東京オリンピックの際に使われた旧国立競技場の聖火台は、キューポラの町・埼玉県川口市で生まれた鋳物製だった。その製作に携わった同市の鋳物の木型師、鈴木昭重さん(86)は今回の聖火リレーで県の第1走者となる。

 昭重さんが住む川口市は、昭和30年代に多くの鋳物工場があり、「鋳物の町」として知られてきた。聖火台は58年アジア競技大会を機に新設された旧国立競技場用として、57年に昭重さんの家族が製作依頼を受けた。昭重さんの父親で鋳物師(いもじ)の万之助さん、兄で三男の文吾さんだ。高さと最大直径が2.1メートルにも及ぶ聖火台は、鋳物としては大きなサイズのため、神社などで雨水をためる天水桶(おけ)の製作に実績が…

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