「ウグイス初鳴き」観測 一転、復活

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 今年から大幅縮小された気象庁の「生物季節観測」について、気象庁と環境省は、対象から外れた種目を継続して観測する体制を作るため、新たに試行調査を始める。国立環境研究所(国環研、茨城県つくば市)がデータ分析を担当し、市民参加による観測も検討。動物の初鳴きや植物の開花など、季節と環境の移り変わりを70年近く記録してきた歴史が途切れる事態は当面回避されることになった。

 1953年に始まった生物季節観測は、桜の開花やウグイスの初鳴き、ツバメの初見など動物23種目、植物34種目を対象に気象庁が続けてきた。しかし、観測地点周辺の都市化などの影響で探し出すのに苦労する種目が増え、気象庁は今年1月から観測対象を桜や梅など植物6種目に絞り、その他51種目を廃止した。だが、全国から統一された手法で集められたデータは国際的にも価値が高く、日本生態学会は、関連学会と連名で観測継…

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