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夢ら丘実果さん=学校で自殺予防教育を続ける絵本作家

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夢ら丘実果(むらおか・みか)さん(53)

 自らが手掛けた絵本を手にして小中学校や児童養護施設を訪れ、命の大切さを訴え続けてきた。2007年から積み重ねた数は750回を超えた。

 自殺の問題を深く考えるようになったきっかけは、親しい友人の自殺や長女が通っていた小学校でいじめがあったこと。「絵本を通じて自殺を少しでも防ぎたい」と07年に「カーくんと森のなかまたち」(ワイズ・アウル)を作家仲間らと出版した。劣等感に悩む主人公の鳥が、周囲の鳥の温かい言葉で自尊心を取り戻す様子を描いた。

 「メッセージを作品に込めるだけでなく、子どもたちに直接伝えたい」。出版直後から小学校などで作品を読み聞かせる特別授業を始めた。絵本を通じて「命はかけがえのないものだと知って」と呼びかける姿は自殺予防教育のモデルとして注目されるようになった。

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