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盛り上げたい…でも「密」は避けたい 聖火、葛藤の1週間

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密集した状態で聖火ランナーにカメラを向けたり、手を振ったりするマスク姿の観衆=群馬県館林市の館林駅前で30日午前9時12分、妹尾直道撮影
密集した状態で聖火ランナーにカメラを向けたり、手を振ったりするマスク姿の観衆=群馬県館林市の館林駅前で30日午前9時12分、妹尾直道撮影

 東京オリンピックの聖火リレーは、4月1日でスタートから1週間がたつ。栃木県では組織委員会も認める「密集」が発生し、あらかじめイベントや沿道での観覧を規制する自治体も出てきた。「大会機運の盛り上げと感染対策の両立」というジレンマを抱えたまま、聖火は来週、人口密集地の愛知県に入る。

課題残し都市部へ

 3月28日午前9時20分ごろ、栃木県足利市の陸上競技場前。聖火ランナーが姿を現すと、約200人の観衆がコース柵に詰め寄った。聖火を一目見ようと二重、三重に人垣ができる。この日は県内の第1走者でタレントの勝俣州和さんを目当てに多くの人が来場していた。しかし、事前予約制だったため、競技場内に入れなかった人が出口付近に集まっていた。「密集状態になっています。分散してください」。警備スタッフが注意を呼びかけたが、効果は見られなかった。

 組織委は夜の記者会見で同所において「避けなければならない密状態が発生した」との認識を示した。25日に福島県でスタートして以来、聖火が通過する各所で人だかりができていたが、組織委が認めたのは初めてだった。

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