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菅首相長男接待

総務省幹部が「東北新社」に勤める菅首相の長男から接待を受けていた問題。特別扱いの構図が浮かび上がりました。

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武田総務相不信任案 自民「当初からリーダーシップ発揮」否決

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衆院本会議で自身の不信任決議案が否決され、一礼する武田良太総務相=国会内で2021年4月1日午後2時35分、竹内幹撮影 拡大
衆院本会議で自身の不信任決議案が否決され、一礼する武田良太総務相=国会内で2021年4月1日午後2時35分、竹内幹撮影

 衆院は1日の本会議で、菅義偉首相の長男正剛(せいごう)氏らに絡む総務省職員の接待問題を巡り、立憲民主、共産、国民民主、社民の野党4党が提出した武田良太総務相に対する不信任決議案を与党などの反対多数で否決した。

 不信任案は、省幹部による組織ぐるみの違法な接待で「放送・通信行政がゆがめられた疑惑は極めて重大だ」とした上で、武田氏は真相究明に「及び腰」だったと指摘。武田氏自身がNTT幹部との会食に同席しながら当初はそれを認めず、言い逃れを繰り返したとして「総務省を指揮監督する資格はない」と指弾した。

衆院本会議で自身の不信任決議案の投票を見守る武田良太総務相(奥)=国会内で2021年4月1日午後2時27分、竹内幹撮影 拡大
衆院本会議で自身の不信任決議案の投票を見守る武田良太総務相(奥)=国会内で2021年4月1日午後2時27分、竹内幹撮影

 本会議で、立憲の本多平直氏は「安倍政権、菅政権の問題は、不祥事が発生しても、誰も責任を取らないことだ」と批判。自民党の鈴木淳司氏は反対討論で「この問題について、武田氏は当初からリーダーシップを発揮し、迅速かつ厳正な態度を取ってきた」と反論した。

 接待問題を巡っては、正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」やNTTの幹部が総務省幹部と会食を重ねていたことが週刊文春の報道で発覚した。国家公務員倫理規程に抵触し、山田真貴子前内閣広報官や谷脇康彦元総務審議官ら首相側近の官僚は辞職に追い込まれた。【宮原健太】

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