市場は6年で4倍 「紙」超えた 電子コミック急成長の舞台裏

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「少年ジャンプ+」で読める人気作「SPY×FAMILY」©遠藤達哉/集英社=大阪府池田市で2021年3月22日午後1時20分、杉山雄飛撮影
「少年ジャンプ+」で読める人気作「SPY×FAMILY」©遠藤達哉/集英社=大阪府池田市で2021年3月22日午後1時20分、杉山雄飛撮影

 「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」が大ヒットするなど世界中のファンを魅了する日本の漫画。若者を中心に紙の雑誌離れが進み、2019年に電子コミック市場が初めて紙を上回り、20年は6年前の4倍にまで拡大した。漫画アプリには大手出版社だけでなく、通信アプリ大手「LINE」やNTT西日本など異業種も参入。漫画アプリの人気作品が単行本としてヒットしたり、テレビドラマ化されたりするケースも生まれている。漫画アプリに懸ける編集者らを取材し、電子コミック市場の舞台裏を探った。【杉山雄飛】

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 出版大手の集英社は14年から、専用アプリで読めるウェブ漫画誌「少年ジャンプ+」を運営している。同社が発行する看板雑誌に、1968年の創刊以来、「ドラゴンボール」や「スラムダンク」など数々の名作を送り出してきた「週刊少年ジャンプ」がある。…

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