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第103回全国高校野球選手権

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明豊、27年ぶりの全試合継投V達成に注目 選抜高校野球・決勝

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第93回選抜高校野球大会準決勝【明豊5-4中京大中京】準決勝2番手で登板した明豊の京本=阪神甲子園球場で2021年3月31日、猪飼健史撮影 拡大
第93回選抜高校野球大会準決勝【明豊5-4中京大中京】準決勝2番手で登板した明豊の京本=阪神甲子園球場で2021年3月31日、猪飼健史撮影

 第93回選抜高校野球大会は最終日の1日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、春夏通じて初優勝を目指す明豊(大分)は春優勝2回の東海大相模(神奈川)と対戦する。ここまで継投で勝ち上がってきた明豊は、27年ぶりの全試合継投優勝への期待も懸かる。

第93回選抜高校野球大会準決勝【明豊5-4中京大中京】準決勝で先発し、力投する明豊の太田=阪神甲子園球場で2021年3月31日、藤井達也撮影 拡大
第93回選抜高校野球大会準決勝【明豊5-4中京大中京】準決勝で先発し、力投する明豊の太田=阪神甲子園球場で2021年3月31日、藤井達也撮影

 明豊は本格派右腕・京本真(3年)と左腕・太田虎次朗(同)、右横手・財原光優(同)のタイプの異なる3投手の継投で勝ち上がってきた。1回戦の東播磨(兵庫)戦は3人、2回戦の市和歌山戦では2人、準々決勝の智弁学園(奈良)戦は3人、準決勝の中京大中京(愛知)は2人でつなぎ、初の決勝に駒を進めた。

第66回選抜高校野球決勝【智弁和歌山7-5常総学院】全試合継投で勝ち上がり、優勝を決めた智弁和歌山の選手たち=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1994年4月4日、野田武撮影 拡大
第66回選抜高校野球決勝【智弁和歌山7-5常総学院】全試合継投で勝ち上がり、優勝を決めた智弁和歌山の選手たち=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1994年4月4日、野田武撮影

 センバツで全試合継投での優勝は、1994年の第66回大会の智弁和歌山以来となる。日本高校野球連盟は複数投手制を奨励し、この大会からベンチ入り選手を1人増やして16人にした。また肩、肘に重大な障害を持つ投手の登板を禁止する規定が設けられ、そのための関節機能検査も本格的に始まった。1人の投手に過度な負担がかからないよう「投手保護」が叫ばれる中、智弁和歌山の高嶋仁監督(当時)は先進的な複数投手制を敷き、春夏通じて初の頂点に立った。

 その3年後の97年に入部し、高嶋監督の指導を受けたのが明豊の川崎絢平監督だ。2012年夏に明豊の監督に就任して以降、今大会を含めて春夏計4回の甲子園の試合では全て継投で戦ってきた。

 今年のセンバツは1人の投手が1週間に投げられる球数を500球以内とする投球数制限が春夏の甲子園大会で初めて導入された。投手の健康管理が注目される大会で、恩師に続く継投リレーによる優勝を成し遂げられるか、注目される。【安田光高】

決勝戦もライブ中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、決勝もライブ中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。

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