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久しぶりに庭木の剪定(せんてい)をお願いして一夜が明けた。既に確認済みなのに、雨戸を繰った途端、思わずひるんだ。あっけらかんと明るいだけの無表情な空間が広がっている。
伸びた枝葉と握手やハイタッチをしていたのに、見事に刈り込まれてしまった。隣家に迷惑を掛けそうな1本の木だけの剪定のつもりが、迷った末、庭全体をお願いした。
剪定の時期を逸している木の方が多く、今年の花は諦めてとの説明に納得したのに、気力までばっさりと切られたような頼りなさ……。
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