高島屋、衣類を回収して再生、販売へ 「売りっぱなし」から脱却

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日本環境設計が古着から作ったポリエステルを材料に再製品化された洋服。「服から服へ」の循環を繰り返す=東京都世田谷区で2021年2月12日午後6時11分、中津川甫撮影
日本環境設計が古着から作ったポリエステルを材料に再製品化された洋服。「服から服へ」の循環を繰り返す=東京都世田谷区で2021年2月12日午後6時11分、中津川甫撮影

 高島屋は6月から、都市部の店舗でポリエステル製の衣類の回収・再生・販売をセットにした取り組みを始める。回収した衣類をポリエステルに戻し、新たな製品に生まれ変わらせて店頭に並べる循環型ビジネスのモデル構築を目指す。2025年をめどに同社オリジナルのポリエステル製商品には全て再生素材を使う方針だ。

 ファッション業界は大量生産した衣類の売れ残りを廃棄処分し、染色時に水資源も多く使うため、国連貿易開発会議が「環境汚染産業」と批判している。衣類を多く販売する高島屋も「服の売りっぱなし」からの脱却を検討してきた。

 そこで目を付けたのが原油の成分から作られる化学繊維のポリエステル。衣類を分解してポリエステルを生産する技術を持つ日本環境設計(東京)と協業し、店頭で回収した衣類をポリエステルに再生してもらう。同社の技術は質の高いポリエステルを生産できるため、繰り返して衣類への再生が可能といい、高島屋が目指す循環型ビジネスが実現できると判断した。

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