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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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震災関連自殺、10年で240人 半数は福島 避難の疲労影響か

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飯塚正広さん=仙台市泉区で2021年2月17日、和田大典撮影
飯塚正広さん=仙台市泉区で2021年2月17日、和田大典撮影

 東日本大震災に関連する自殺が、震災発生から2020年末までの約10年間で240人に上ることが厚生労働省の統計で明らかになった。専門家は「東京電力福島第1原発事故からの避難の長期化などが影響している可能性がある」とみており、“心の復興”への支援の重要性を指摘している。

 「震災関連自殺」に該当するのは、仮設住宅の入居者や被災地からの避難者が亡くなった▽遺書の内容から自殺の原因が震災だと分かった――といった要件を満たすケース。統計によると、震災後は11年以降毎年20人以上で推移し、18年は9人に減ったが、19年は16人と増加に転じ、20年は5人だった。

 自殺が判明した場所の県別累計では、最多の福島が118人、宮城が58人、岩手が54人――など。原因別では、健康問題が115人で最も多く、家庭問題は52人、経済・生活問題が50人だった。原因不明も63人に上った。

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