移住者の桃源郷 田舎暮らしの手本、高知・大川村の夫婦訪ねた

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芝桜、桜、菜の花の中に立つ川上夫妻=高知県大川村井野川で、2021年3月30日午後1時55分、井上大作撮影
芝桜、桜、菜の花の中に立つ川上夫妻=高知県大川村井野川で、2021年3月30日午後1時55分、井上大作撮影

 新型コロナウイルスは働き方を変えた。国はテレワークを推奨し、会議もオンライン、満員電車に揺られて出勤する必要もないという。一方で同僚と息抜きの一杯も許されず、自粛を巡る堅苦しさも社会に広がる。価値観が変わる中、都市部から地方への移住にも大きな関心が寄せられる。多くの人が夢見る「田舎暮らし」とは――。手本のような生き方を四国の山奥に見た。

 高知龍馬空港(高知県)から車で約2時間。高速道路を下り、標高1000メートルを超える山々に囲まれた深い谷筋をさかのぼっていく。目的地は高知県大川村。3月末の人口は363人、全国最少レベルだ。議会に代わり、有権者が直接審議する「町村総会」を検討するニュースは全国の注目を集めた。

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