遺族「学校でいじめ」と公表 浜松で遺体で発見された女子中学生

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学校(写真はイメージ)=ゲッティ
学校(写真はイメージ)=ゲッティ

 浜松市天竜区の山中のテントで3月、中学3年の匂坂(さぎさか)絢乃(あやの)さん(15)が遺体で見つかり、「心中を図ろうとした」と供述した男性が未成年者誘拐容疑で逮捕された事件で、両親の代理人弁護士が2日、記者会見し、匂坂さんが「学校でいじめに苦しんでいた」と明らかにした。

 弁護士によると、2018年に中学に入学した匂坂さんは同級生らにいじめを受け、数カ月後から不登校になった。PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断され、中学側が設置した第三者委員会は19年11月にいじめの存在を認めていたという。両親は名前を公表し、弁護士を通じて「いじめの対応について真摯(しんし)に考える機会になってほしい」とコメントした。

 事件を巡っては、匂坂さんを車で連れ回したとして、静岡県警が3月17日、福岡市東区の無職、入江大(だい)容疑者(33)を未成年者誘拐容疑で逮捕した。捜査関係者によると、2人がSNS(ネット交流サービス)でやり取りしていた形跡や、遺体が見つかったテントの中で練炭を使った跡が見つかっていた。【深野麟之介】

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