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稚貝放流、ホタテ再び 新漁法試行錯誤重ね 全国漁獲量15%に成長 猿払 /北海道

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トラックの荷台に積まれたホタテ=北海道猿払村で
トラックの荷台に積まれたホタテ=北海道猿払村で

 オホーツク海沿岸で、ホタテの稚貝を海に放流し、海底で育てる漁法が広がっている。先べんをつけたのは北海道のほぼ北端に位置する猿払村。乱獲により一時はホタテが枯渇したが、村の支援や資源管理の徹底もあり、最近では全国漁獲量の15%以上を占めるまでになっている。

 雪がちらつく3月中旬の同村の漁港。早朝に水揚げされたばかりのホタテ約4トンが大型トラックの荷台に積み込まれていた。近くの加工場に運ばれると、従業員や技能実習生が一つ一つ手でむいて、次々と貝柱を取り出していた。

 かつては「貧乏見たけりゃ猿払へ行け」と言われた。1950年代にニシンやホタテが乱獲で取れなくなり、農業も不振で炭鉱も閉山。漁師は出稼ぎをして苦境をしのいだ。

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