タイ、避難民対応苦慮 ミャンマーから大量流入懸念

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家族とタイに逃れたカレン族のノーゲーターさん(手前右)。その後、古里のカイン州に戻ったという=タイ北部メホンソン県で3月30日、毎日新聞通信員撮影
家族とタイに逃れたカレン族のノーゲーターさん(手前右)。その後、古里のカイン州に戻ったという=タイ北部メホンソン県で3月30日、毎日新聞通信員撮影

 ミャンマーでクーデターに抗議する人々への弾圧が続く中、隣国タイが国際社会から「避難民の受け入れに消極的だ」と批判されるのを回避しようと釈明に追われている。タイにはミャンマー国軍と少数民族武装勢力との戦闘や旧軍事政権による強制移住などを逃れた難民のキャンプが1980年代からある。今でも9万人以上が暮らし、「忘れられた難民」とも言われており、タイ政府は再び大量に流入する事態を警戒しているようだ。

 「軍事政権はカレンの武装勢力とカレンの人々を追放したがっている」。ミャンマー南東部カイン(カレン)州からタイ北部メホンソン県に逃れてきたカレン族の女性ノーゲーターさん(51)は3月30日、毎日新聞通信員の取材に訴えた。女性の村は、国軍に空爆されたり銃撃されたりし、家族とタイ側へ避難。数日後「また攻撃されたらタイに来る」と言って帰って行った。

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