メルケル与党がコロナ対応で支持率急落 緑の党、政権奪取に意欲

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ロックダウン(都市封鎖)の強化策を発表し、記者会見に臨むメルケル独首相=ベルリンで2021年3月23日、AP
ロックダウン(都市封鎖)の強化策を発表し、記者会見に臨むメルケル独首相=ベルリンで2021年3月23日、AP

 新型コロナウイルス対策を巡り、ドイツのメルケル首相が所属する中道右派・キリスト教民主同盟(CDU)の支持率が低下の一途をたどっている。メルケル氏の危機管理の手腕などで頼れる与党と目されてきたが、長引く感染拡大により、失望感が広がった。9月の連邦議会選挙(総選挙)はメルケル氏引退後の後継を決める節目となるが、それまでに党勢を回復できるか見通せない状況だ。

 ドイツの世論調査会社フォルサの3月24日の調査によると、CDUと南部バイエルン州のみを基盤とするCDUの姉妹政党キリスト教社会同盟(CSU)の支持率は、1カ月前の35%から26%へと急落した。別の調査会社アレンスバッハでも前月比8・5ポイント減の28・5%となった。

 コロナ危機前に低迷していたCDUの支持率は昨春、国民にコロナ対策への協力を求めるメルケル氏の真摯(しんし)な演説や、第1波で死者を少なく抑えたことなどが奏功し、2020年2月の20%台から、…

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