元「ツイッター警部」が語る「炎上」させないコツとは

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「炎上」しないコツを語る元「ツイッター警部」の中村健児さん=東京都千代田区で2020年11月18日午後7時8分、安達恒太郎撮影
「炎上」しないコツを語る元「ツイッター警部」の中村健児さん=東京都千代田区で2020年11月18日午後7時8分、安達恒太郎撮影

 「炎上」しない方法、教えます――。ツイッターの企業アカウントにおける不適切な投稿を減らそうと、アカウント運用を代行する会社を昨年設立した元警察官がいる。警視庁初のツイッター開設に携わり、ユーモラスで「ゆるい」投稿を続けてお堅い警察のイメージを払拭(ふっしょく)した中村健児さん(56)だ。元「ツイッター警部」が炎上させないコツなどを語った。【聞き手・安達恒太郎】

ポジティブな言葉に置き換える

 <2012年から特殊詐欺被害防止の広報を担当し、ツイッターの活用を幹部に進言した。高齢者だけでなく、「家族である若い人に伝えることが必要」と考えたためだ。「警察のイメージに合わない」と心配する上司を説き伏せ、トップの警視総監も自ら説得し、同年11月にアカウントを作った。「ツイッター警部」と親しまれ、16年9月まで担当した>

 開設直後は炎上を恐れるあまり、防犯情報を淡々と発信するだけでした。当然、フォロワーは増えず、反応もほとんどありませんでした。2週間くらい経過して、「これでは狙っていた若者への波及効果は望めない」と思いました。コミュニケーションツールとしての使い方をしないといけないと思い、自分自身を「本職」と名乗って「みかんの汁がズボンに落ちました」と身の回りのことをつぶやくようにしたら、大きな反響を得られるようになりました。

 ただし、あくまでも公的なアカウントなので、あまり個人的なツイートを増やしすぎると「私物化している」と批判を浴びます。本来伝えるべきである特殊詐欺に関する防犯情報の間に、スパイスとして個人的なつぶやきを入れるようにしていました。

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