全国初の「事故リスク情報」提供 阪神高速の新管制システム稼働

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壁一面のパネルで全線の状況が確認できる阪神高速の交通管制室=大阪市港区で、2021年4月2日午前10時33分、稲垣淳撮影
壁一面のパネルで全線の状況が確認できる阪神高速の交通管制室=大阪市港区で、2021年4月2日午前10時33分、稲垣淳撮影

 阪神高速は4日、新交通管制システムを稼働させる。天候や交通状況に基づいた「事故リスク情報」や渋滞区間の通過時間を、高速道路上の文字情報板に表示できるようになる。同システムの大規模な更新は18年ぶり。稼働を前に2日、リニューアルした交通管制室(大阪市港区)を報道陣に公開した。【稲垣淳】

 阪神高速の管制室は大阪市と神戸市の2カ所あり、どちらもリニューアルし、災害時も相互バックアップできるようになった。事業費は合計約40億円という。

 大阪の管制室には、高さ約4メートルで最大横幅約25メートルのグラフィックパネルを壁一面に設置。路線図や天気が表示され、渋滞や事故の発生場所などが一目で分かる。

 事故リスク情報の提供は全国の高速道路会社で初めて。過去4年分のデータを基に、天候などで事故発生確率が高くなった区間の文字情報板にピンポイントで「事故多発区間 前方注意」などと表示する。

 また、渋滞通過時間では「摩耶―京橋 渋滞3キロ 通過15分」などと文字情報板に表示。情報更新もこれまでの2分30秒ごとから、1分ごとに短縮する。

 阪神高速は「より安心して通行してもらえる情報提供に努めたい」としている。

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