東海第2原発の避難所 茨城県立高校でも収容人数を過大算定

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停止中の東海第2原発(手前)=茨城県東海村で2018年7月17日、本社ヘリから藤井達也撮影
停止中の東海第2原発(手前)=茨城県東海村で2018年7月17日、本社ヘリから藤井達也撮影

 日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の事故に備えた広域避難計画で、避難所に予定される茨城県立高校でも、収容可能な避難者数が過大に算定されていた。3分の1にあたる20校で、避難者が滞在できないトイレや倉庫などの「非居住スペース」を除かずに収容人数を算定していたのが原因。県はこうしたミスを防ぐよう市町村に求めていたが、県自身が所管する高校でも過大算定が起き、計画のずさんさを改めて露呈した。

 毎日新聞の試算では過大算定は計約7000人分とみられるが、20校に入りきれない避難者を周辺の他の避難所に機械的に割り振れば、新たに不足する避難所は約100人分にとどまる。ただし、現行計画のまま原発事故が起きた場合、あふれた避難者をどの避難所に割り振るのかなどをめぐって、現地の大きな混乱は避けられない。

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