東海第2、避難所計画の高校「寝耳に水」茨城県など準備不足露呈

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
停止中の東海第2原発(右側)。左側は廃炉作業中の東海原発=茨城県東海村で2018年7月17日、本社ヘリから藤井達也撮影
停止中の東海第2原発(右側)。左側は廃炉作業中の東海原発=茨城県東海村で2018年7月17日、本社ヘリから藤井達也撮影

 日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の事故に備えた住民の広域避難計画では、原発の30キロ圏外にある茨城県内の高校も避難所として予定されている。しかし実際には、地元自治体と県教育委員会・学校との調整が進んでいなかったため、学校側から「寝耳に水だ」と困惑する声が続出。毎日新聞の指摘を受けて、県と県教委が今年に入ってようやく対応に乗り出したが、準備不足を露呈した避難計画の実効性が問われそうだ。

 「県や県教委からは指示も資料もない。私も(茨城県)鉾田市のホームページで、うちの学校が避難先になっていることを知った。それ以上のことは分からない」。同県立鹿島灘高校の担当者は、昨年12月の取材に対して戸惑いを隠さなかった。

 東海第2の30キロ圏内に一部が含まれる鉾田市は、…

この記事は有料記事です。

残り935文字(全文1271文字)

あわせて読みたい

注目の特集