「苦境忘れてはいけない」原発から200キロ離れたシイタケ農家
毎日新聞
2021/4/5 10:00(最終更新 4/5 10:00)
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東日本大震災による東京電力福島第1原発事故は、約200キロ離れた埼玉県秩父地域のシイタケ農家にも深刻な影響を与えた。埼玉県は、千葉や茨城など隣県の一部地域も対象になった出荷制限は免れたものの、出荷先からシイタケを返品されたり、風評被害に苦しめられたりして廃業に追い込まれた農家も出た。事故から10年。遠く離れたこの地でも事故に苦しめられたことは忘れてほしくない、と願う生産者もいる。【山田研】
農家が覚悟した出荷…
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