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池江璃花子、たゆまぬ努力で日本一 今は記録より“勝ちたい欲”

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女子100メートルバタフライ決勝を制し、唇をかみしめる池江璃花子=東京アクアティクスセンターで2021年4月4日、梅村直承撮影
女子100メートルバタフライ決勝を制し、唇をかみしめる池江璃花子=東京アクアティクスセンターで2021年4月4日、梅村直承撮影

 「第二の水泳人生の始まり」と語った涙の実戦復帰から8カ月。4日の競泳日本選手権女子100メートルバタフライで、白血病で長期療養していた池江璃花子選手(20)=ルネサンス=が3年ぶりに優勝し、東京オリンピック女子400メートルメドレーリレーの代表に決まった。「今年中には、まずは50メートル種目で王座奪還する」。そう宣言していたが、目標より長い距離でトップスイマーに返り咲いた。その裏には、たゆまぬ努力があった。

 簡単には言葉が出てこなかった。ゴーグルの中で既にうれし涙がたまっていた。「『ただいま』っていう気持ちでこのレースに入場してきた。努力は必ず報われると思った」。何度も言葉に詰まりながら、ひと言ひと言に力を込めた。

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