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都内でぽつりぽつりと発見 ローソンがアンテナショップ化!?

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み〜んな同じに見えがちなコンビニエンスストアの中にも、ちょいと異色の店舗があった! ライターが発見した、東京都内の「アンテナショップ型ローソン」についての魅力をレポート。

アンテナショップ併設店舗との出合いは8年前

東京が“コンビニエンスストア戦国時代”に入って久しいが(=体感ベースで「道路を挟んでコンビニが2〜3つある」のが当たり前になった時代のこと)、一歩入って「オッ、この店は何かが違うぞ!」と驚いたことがある。

それはかのローソンが展開する「アンテナショップ併設店舗」でのことだ。最初の出会いは2013年の『ローソン飯田橋三丁目店』にて。店に入ってすぐ、棚を丸ごと独占して徳島の名産品がずらりと並んでいた(そして現在の店舗でもしっかりと並んでいる)。 IMG_7839_1617458841 『ローソン飯田橋三丁目店』。写真は2013年当時ではなく、現在のもの 値札のポップすべてに徳島県公式キャラの「すだちくん」が描かれていて、店内は不思議と和やかな空気感。まるでローソンならぬ「ロー村」のようだ。

品揃えはすだち調味料、飲料、菓子、地元で定番の味付け海苔、徳島ラーメンとなんでもござれ。これが都心駅近のコンビニの環境だというのだから、PR力は非常に高い。筆者もすっかり、すだちくんの笑顔を覚えてしまった。 IMG_7860_1617459171 「すだち麺」(岡本製麺)356円。
徳島県産のすだち果汁をたっぷりと練り込んだ乾麺は、爽やかな香味が特徴だ 『なっ!とくしま』ローソン飯田橋三丁目店
[住所]東京都千代田区飯田橋3-6-5
[営業時間]24時間
[定休日]無休
[交通]JR総武線ほか飯田橋駅東口から徒歩1分

逆に新鮮! 関東近郊のアンテナショップを併設

それから8年。地方自治体と連携したアンテナショップを併設するローソンはわずかに増減を繰り返しつつ、現在は都内に前述の『飯田橋三丁目店』を含む4店舗を数える(うち、「なっ!とくしま」が2店。もう1店舗は『ナチュラルローソン 虎ノ門巴町店』)。

徳島のように東京から特に遠方の県ショップは魅力的だが、関東近郊の県ショップだからこそ新鮮に映る店がある。それが『埼玉アンテナショップ ナチュラルローソン新宿駅西店』だ。 IMG_7885_1617459282 『埼玉アンテナショップ ナチュラルローソン新宿駅西店』 こちらで特に充実していると感じたのは、お菓子の品揃え。

着物の秩父銘仙の「繭」をイメージしたマシュマロ菓子や川越銘菓の芋せんべいなど、顔がほころぶほっこりスイーツが並んでいた。

SNSでスグにでも目立つような派手さはない。でもその慎ましやかな姿が、コンビニで買う側にとっては何より新鮮にうつるのだ。お菓子は地味な色でもいい! 奇抜な形じゃなくてもいいっ! IMG_7899_1617459352 「ちちぶまゆ」(秩父 中村屋)130円。
秩父産のメープルシロップ入りの柔らかいマシュマロで、やさしい甘さが広がる逸品 『埼玉県アンテナショップ』ナチュラルローソン新宿駅西店
[住所]東京都新宿区西新宿1-13-12 西新宿昭和ビル1階
[営業時間]24時間
[定休日]無休
[交通]JR山手線ほか新宿駅西口から徒歩5分

24時間365日、人気の物産展がローソンの店内に!?

また自由が丘駅近くの『ローソン世田谷奥沢五丁目店』は、「函館もってきました」と銘打つ。

ローカルのインスタント焼きそばからおつまみ、飲料、氷菓まで幅広く販売する。百貨店では常に人気を誇る「北海道物産展」のミニ・バージョンが24時間コンビニに存在するようなものだ。 IMG_7877_1617459409 『ローソン世田谷奥沢五丁目店』 パッと見た外観はごくごく普通の青いローソン。

まさか函館市の公式ショップとは知らずに入った筆者は、函館の名物が急に現れたギャップに思わず小躍りしてしまった。思わず財布の紐もゆるむというもの。ああ、我が出身の県(山形県)も都心のコンビニに陣取れないものだろうか……。 IMG_7884_1617459538 「藤原製麺 北海道二夜干しラーメン 函館塩」(藤原製麺)130円。
生麺を約2日かけて乾燥したこだわりの麺を使用している 『函館もってきました。』ローソン世田谷奥沢五丁目店
[住所]東京都世田谷区奥沢5-41-11
[営業時間]24時間
[定休日]無休
[交通]東急東横線ほか自由が丘駅正面口から徒歩5分 商品・サービス共に画一化されて整ったいつものコンビニはとても買い物しやすいが、毎日使っていればやや食傷気味にもなる。

そこに「ローカルで希少なうまいもん!」が加わると、「定番」も「ちょっとした驚き」も兼ね備えた「すごく楽しいコンビニ」にパワーアップする。

また徳島県や埼玉県秩父、北海道函館へ出かけてみたい!という気持ちもしっかり盛り上がる。まだまだ新型コロナウイルス流行の暗雲が日本全国を包んではいるが、コンビニの小さな買い物が地方応援に少しでも繋がればいいのだが。

お近くに寄った際には、ぜひのぞいてみては。 撮影・取材/赤谷まりえ
※店のデータは、2021年3月号発売時点の情報です。

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