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科学や医療を巡るあらゆる出来事を永山悦子・医療プレミア編集長兼論説室が読み解きます。

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旅する意味は=永山悦子

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大勢の人に迎えられ、東京から新青森駅に到着した東北新幹線新型車両「はやぶさ」の下り一番列車=青森市で2011年3月5日午前11時25分、丸山博撮影
大勢の人に迎えられ、東京から新青森駅に到着した東北新幹線新型車両「はやぶさ」の下り一番列車=青森市で2011年3月5日午前11時25分、丸山博撮影

 北海道・東北新幹線「はやぶさ」などで走る車両「E5系」がデビューして10年になる。「常盤(ときわ)グリーン」と呼ばれる車体の色や、先頭部の長さ15メートルのロングノーズ、豪華なサービスが売りのグランクラスなど多くの特徴がある中で、私のお気に入りは、他の新幹線と趣の違う車内の雰囲気。たぶん少しオレンジ系に見える電球色の照明のせい。日常から離れた旅気分に浸れるのだ。

 運行初日の2011年3月5日、「はやぶさ1号」に招かれたのは、その1年前に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」を率いた川口淳一郎・宇宙航空研究開発機構教授(当時)だった。

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