体験者の声を 東京大空襲展 東京・墨田

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 一晩でおよそ10万人が虐殺された空襲の実態に迫る企画展「東京大空襲 被害の詳細と痕跡」が、すみだ郷土文化資料館(東京都墨田区向島2)で開かれている。体験者への聞き取りと綿密な資料分析により事実を掘り起こし、継承しようとする試みだ。

 米軍による無差別爆撃で、歴史の教科書にも書かれる大空襲だが、死亡者の正確な数や火災が広がった状況、正確な焼失地域や面積など不明な点が多い。同館は1998年の開館以来、大空襲に関する調査を重ね、企画展などで成果を発表してきた。

 たとえば空襲被災地図だ。東京都や米陸軍地図局(AMS)が製作したものなどがあるが、焼失地域などにズレがある。本展では各地図や空中写真を突き合わせ、被災状況をより正確に把握しようとしている。

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