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まん延防止初日の通勤「いつも通り」「コロナ慣れ」 大阪、仙台

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「まん延防止等重点措置」が大阪市などに適用された朝、JR大阪駅周辺を足早に歩く通勤者ら=大阪市北区で2021年4月5日午前8時23分、猪飼健史撮影
「まん延防止等重点措置」が大阪市などに適用された朝、JR大阪駅周辺を足早に歩く通勤者ら=大阪市北区で2021年4月5日午前8時23分、猪飼健史撮影

 新型コロナウイルスの感染が再び広がる中、「まん延防止等重点措置」の適用が5日、大阪、兵庫、宮城の3府県の計6市で始まった。飲食店での感染防止策の強化と違反した店舗への行政罰(過料)が柱で、期間は大型連休を含む5月5日までの1カ月間。まん延防止措置が適用されたのは初めてで、「コロナ疲れ」も広がる中、感染拡大を抑え込めるのかが試される。

 JR大阪駅(大阪市)では5日朝、大勢の利用客が行き交う普段と変わらない通勤風景が見られた。

 大阪府吹田市のアルバイト従業員、中村彩香さん(34)は「電車や駅の人の多さを見る限り(2020年4月に始まった)1回目の緊急事態宣言から1年たち、コロナ慣れが進んでいると思う」と受け止める。大阪市内では、府内全体に出されていた2回目の緊急事態宣言が2月末をもって解除され、1カ月あまりで再び厳しい対策を求められる事態となった。中村さんは「今回の措置は緊急事態宣言よりも一段階低い呼びかけなのかなという印象。感染者は減ってほしいけれど、緊急事態に比べて効果は薄そうだ」と話す。

マスクを着けて職場などに向かう人たち=仙台市宮城野区で2021年4月5日午前8時42分、和田大典撮影
マスクを着けて職場などに向かう人たち=仙台市宮城野区で2021年4月5日午前8時42分、和田大典撮影

 大阪府では4日、593人の新規感染者が確認され、6日連続で東京都を超えている。バス停で並んでいた大阪市東淀川区の会社員、井上徹さん(57)は「感染者が増えると感染リスクが高まるので措置は理解できる。これまで以上に不要不急の外出を控え、気を付けたい」と気を引き締める。

 重点措置の対象となった仙台市のJR仙台駅周辺でも早朝からマスク姿の通勤客らの姿が見られた。同市内の職場に出勤途中の宮城県大崎市の会社員、佐々木萌郁(もか)さん(18)は「いつも通り電車も混んでいて緊急事態宣言時のような危機感はない。友人の間でもコロナは東京の話で、すでに過去の話題という雰囲気だ」と語る。

 仙台市内では5日から飲食店の営業が午後8時までに短縮される。大崎市の男性会社員(69)は「マスクをしないで飲食する一部の人から感染が広がるリスクは低くなるのでは」と重点措置の効果に期待を寄せた。【園部仁史、藤田花】

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