コウノトリのヒナ、新たに2羽確認 渡良瀬遊水地 愛称を募集

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親鳥の足元でふ化したコウノトリのヒナが確認できる=星野義和さん撮影 拡大
親鳥の足元でふ化したコウノトリのヒナが確認できる=星野義和さん撮影

 栃木県小山市は6日、渡良瀬遊水地で、国の特別天然記念物のコウノトリのヒナ2羽が新たに生まれたと発表した。今年誕生したヒナは計3羽になった。

 市によると、2羽のヒナは市民が確認し、5日午前に市に情報提供した。親鳥は5歳の雄「ひかる」と2歳の雌「レイ」で、3月29日にふ化したとみられる。3羽の性別は5月中旬ごろ、個体を識別するための足輪を取り付ける際に調べるといい、順調に生育すれば5月末~6月上旬ごろには巣立つという。

 渡良瀬遊水地では昨年、1971年に国内の野生コウノトリが絶滅して以来、東日本では初めて野外繁殖によるヒナが誕生した。2年続けての朗報に市は「渡良瀬遊水地はコウノトリの餌となる多様な生き物が生息するなど自然環境が豊かで、繁殖に適しているのでは。子育て中は敏感なので、堤防の上から見てほしい」と呼びかけている。

 市は渡良瀬遊水地がまたがる栃木、埼玉、群馬、茨城の4市2町でヒナの愛称を募集している。期間は30日まで。問い合わせは市自然共生課(0285・22・9354)。【玉井滉大】

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