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中国地方で唯一残るストリップ劇場「広島第一劇場」(中区)が、5月20日の公演を最後に閉館し、46年の歴史に幕を閉じることになった。劇場は解体され、跡地にはホテルができる予定という。借りていた建物の契約を延長してもらいながら続けてきた2代目社長の福尾禎隆さん(69)は6日、劇場で記者会見し「じくじたる思いで寂しいが、ここまで続けられたのが奇跡だった」と語った。
1975年開館。兵庫県出身の福尾さんは25歳でストリップの世界に飛び込み、32歳で初代社長に見いだされて後を継いだ。当時は全国に約200軒の劇場があり、85年ごろには広島県内には4軒あった。しかし、娯楽が多様化して数は減り、現在は全国でも約20軒しか残っておらず、中国地方では第一劇場のみとなっていた。
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