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平和問題の継承に力 親子一緒に学べる展示へ 大阪国際平和センター主任専門職員 駒井詩子さん(40) /大阪

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大阪国際平和センターの駒井詩子さん=大阪市中央区の同センターで、宮川佐知子撮影
大阪国際平和センターの駒井詩子さん=大阪市中央区の同センターで、宮川佐知子撮影

駒井詩子さん(40)=大阪市天王寺区

 幼少時代から原爆やナチス・ドイツに関する本を読み、戦争の歴史を伝える仕事に就きたいと願ってきた。現在は大阪城公園(大阪市中央区)の一角にある「大阪国際平和センター(ピースおおさか)」で、約1万5000人が犠牲になった大阪空襲、第二次世界大戦中にポーランド人の戦争捕虜らが旧ソ連当局に虐殺された「カチンの森事件」など国内外の出来事を題材にした特別展の企画に携わる。

 小学生の時、ナチスのユダヤ人迫害を描いた松谷みよ子さんの著作「私のアンネ=フランク」に衝撃を受けた。「アンネ・フランクってどんな人だろう」。自分と年齢の近い少女の物語が胸に迫った。19歳で初めてポーランドにあるアウシュビッツ強制収容所跡を訪れた。現地の博物館でガイドを務める中谷剛さんの説明を聞いて、「ポーランド人でも、ドイツ人でもない視点から伝えられることがある」と平和問題の継承に関心を持った。

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