特集

Listening

話題のニュースを取り上げた寄稿やインタビュー記事、社説をもとに、読者のみなさんの意見・考えをお寄せください。

特集一覧

記者の目

戦没者遺骨の身元特定 申し出待たず呼びかけて=栗原俊雄(専門記者)

硫黄島(東京都小笠原村)で収容された遺骨。最近まで、記名のある遺品や埋葬記録など個人の特定につながる資料がなければDNA鑑定は行われなかった=2010年12月14日、栗原俊雄撮影
硫黄島(東京都小笠原村)で収容された遺骨。最近まで、記名のある遺品や埋葬記録など個人の特定につながる資料がなければDNA鑑定は行われなかった=2010年12月14日、栗原俊雄撮影

 戦没者の遺骨の身元を特定する事業で、国は従来の方針を大きく変えた。遺骨とともに遺品などが見つからなければDNA鑑定を行わないという原則をやめ、遺品なしでの鑑定を決めたのだ。私は本欄などで「遺品があろうがなかろうが、技術的にDNA鑑定が可能な遺骨はすべて鑑定をすべきだ」と繰り返し訴えてきたが、それが実現した。遅すぎたとはいえ、今回の方針転換を評価したい。一方で喫緊の課題について考えたい。

この記事は有料記事です。

残り1716文字(全文1911文字)

コメント

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

あわせて読みたい

注目の特集