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コロナワクチン 途上国接種、低温保管課題 電気も人も輸送網も不足

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ワクチンの冷温保管庫で温度を管理するためのデジタル温度計=パキスタンで2019年5月(JICA提供)
ワクチンの冷温保管庫で温度を管理するためのデジタル温度計=パキスタンで2019年5月(JICA提供)

 世界各地で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる中、発展途上国ではワクチンを現場までどう届けるかが大きな課題だ。ワクチンは低温保管が原則だが、電気すら通っていない地域で冷蔵・冷凍庫を稼働させるのは簡単ではない。ワクチンの確保に加え、輸送・管理態勢の整備にも支援が必要だ。

 「飲み物とは違い、ずっと低温下で管理する必要がある」。国際協力機構(JICA)で長年、途上国のワクチン接種支援に携わってきた平岡久和さん(新型コロナウイルス感染症対策協力推進室副室長)はこう説明する。JICAはコロナ禍以前から途上国でのワクチン接種態勢の支援に取り組んできた。

 低温での輸送・保管網は「コールドチェーン」と呼ばれる。JICAが国連児童基金(ユニセフ)とも協力し2010、11年にウガンダで行った支援では、まず全国のワクチン保管庫や電力供給について調査した。

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