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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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ミャンマー、著名人を次々指名手配 女優「真実話すと逮捕状」

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自身のインスタグラムでクーデターへの抗議の意思を示す女優のメイトーカインさん=インスタグラムより 拡大
自身のインスタグラムでクーデターへの抗議の意思を示す女優のメイトーカインさん=インスタグラムより

 クーデターに抗議する人々への弾圧が続くミャンマーで、国軍はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で若者に影響力のある「インフルエンサー」や芸能人を次々に指名手配し、拘束を試みている。危険分子とみなす著名人に圧力をかけることで、国軍は抗議拡大を抑え込もうとしている模様だ。

 地元メディアによると、「国を脅かすニュースを流布した」などとして指名手配されたのは6日までに約100人に上る。国営メディアは対象者の名前、顔写真に加え居住エリアまで報道する徹底ぶりだ。

 人気女優のメイトーカインさんもその一人。ツイッターでは2日、報道された自身の指名手配画像を添付してこう述べた。「自分のネットワークを使って真実を話すという市民としての仕事をしただけで逮捕状が出ました。私はこれ以上報告ができなくなりましたが、勝利するまで皆さんはミャンマーのニュースに注目してください」

自身の指名手配の画像とともにコメントを投稿したメイトーカインさんのツイート=メイトーカインさんのツイッターより 拡大
自身の指名手配の画像とともにコメントを投稿したメイトーカインさんのツイート=メイトーカインさんのツイッターより

 国軍による弾圧は強まっている。抗議デモ参加者を次々に現行犯逮捕するほか、外国メディアの取材に応じただけの人物まで拘束している。米CNNテレビによると、最大都市ヤンゴンの市場では、同局の取材を受けたいと申し出た市民ら計11人が軍側に拘束された。同局は軍の許可を得て取材をしており、取材場所には「世話役」とされる軍関係者が同行していた。世話役は取材に応じた人の名前を書き留め、同局の取材チームが立ち去った後に拘束したという。このうち8人はその後解放された。

 地元メディアで働くジャーナリストは毎日新聞の取材に「デモに参加しなくても、抗議の意思を示す人は拘束されている。見せしめのようになっている」と話した。【石山絵歩】

【ミャンマークーデター】

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