韓国2大市長選 「与党2敗」と現地報道 文政権に打撃

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出口調査結果の発表を受け、ガッツポーズをする最大野党「国民の力」の呉世勲候補(中央)=ソウル市内で2021年4月7日(呉氏陣営提供) 拡大
出口調査結果の発表を受け、ガッツポーズをする最大野党「国民の力」の呉世勲候補(中央)=ソウル市内で2021年4月7日(呉氏陣営提供)

 来年3月の韓国大統領選の前哨戦と目される首都ソウルと第2の都市・釜山の市長選の投開票は7日行われた。両市とも文在寅(ムンジェイン)政権与党で進歩系の「共に民主党」と最大野党で保守系の「国民の力」による事実上の一騎打ちとなったが、韓国メディアは一斉に2市長選とも「与党惨敗」と報道。残り任期が1年余りの文政権には打撃となり、大統領選の行方にも影響しそうだ。

釜山市長選に出馬した最大野党「国民の力」の朴亨埈候補=2021年3月28日、渋江千春撮影 拡大
釜山市長選に出馬した最大野党「国民の力」の朴亨埈候補=2021年3月28日、渋江千春撮影

 KBSなど放送3社の出口調査によると、ソウルは野党候補の呉世勲(オセフン)元ソウル市長(60)が得票率59%で、与党候補の朴映宣(パクヨンソン)前中小ベンチャー企業相(61)の38%をリード。釜山でも野党候補の朴亨埈(パクヒョンジュン)元大統領府政務首席秘書官(61)が64%で、与党候補の金栄春(キムヨンチュン)前海洋水産相(59)の33%を引き離している。

 ソウル市長選は、高騰し続ける不動産価格対策が最大の争点。一方の釜山市長選では地方経済再生策などを巡って論戦となった。両市長選とも与党所属の前職がセクハラ疑惑でそれぞれ自殺・辞任したことに伴う補欠選挙。任期は前職の残り任期である来年6月まで。【ソウル渋江千春】

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